■NMNでの体内の働き
皆さんはNMNという成分が、私達の体の中にも存在していることをご存知ですか?
NMNの正式名称はニコチンアミド・モノ・ヌクレオチドで、21世紀の若返りの薬として研究が続けられています。NMNを摂取することによって結果的に老化を抑制し、寿命を延ばすことができると言われており、もはや若いまま健康的に年齢を重ねていきたいという人類の長年の想いが現実味を帯びてきていると言えます。
それでは、NMNは体内でどんな働きをするのか詳しくご説明しましょう。
■NMNは元々体内で生成されている物質
NMNはどんな物質なのかというと、元々は私たち人間の体内で生成されている物質です。NMNは加齢を象徴する物質と言っても過言ではなく、NMNの生産量が減ることで加齢による影響が進行してしまいます。
加齢が進行することで身体の様々な機能が衰えていくことにより、寿命を迎えてしまうでしょう。
しかし、逆に言えばNMNの生産量が減らなければ加齢が始まるのを遅らせることが可能になるため、結果的に寿命を延ばすことになります。
■NMNはNAD+に作用してサーチュイン遺伝子を活性化させる
NMNの真骨頂は、NAD+に作用してサーチュイン遺伝子を活性化させる働きがあることです。
NAD+とは正式名称をニコチンアミド・アデニンジ・ヌクレオチドと呼び、体内の代謝の源と言える非常に重要な物質です。NAD+がサーチュイン遺伝子を活性化させるスイッチになっていますが、NAD+が減少すると老化現象が始まると言っても過言ではありません。
しかもNAD+を体外から摂取しても細胞に吸収されないのが一番の欠点です。しかし、ここで活躍するのが、NMNの存在です。NMNを摂取することによってNAD+を活性化することにより、長寿遺伝子や若返り遺伝子と呼ばれる全7種類のサーチュイン遺伝子に作用してくれるのです。
NMNは母乳に含まれていることから多くの人が摂取しているものであり、緑黄色野菜やサプリメントなどにも配合されているなど、NMNを摂取する方法は多くあります。若く健康的なまま年齢を重ねたいという人は、NMNを積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。
■まとめ
NMNの体内の働きは、若く健康的なまま年齢を重ねることができると言われており、今もなお研究が進められています。NMNを摂取したことで若返り効果が実感できている人もいるため、興味がある人はNMNを積極的に摂取するのがおすすめです。